Youtubeアドセンス収益化無効の増加|規制強化で脱落者急増だがチャンスかも
Youtubeアドセンス 規制強化のポイント(今後は収益化は期待できない)
①テキストスクロール
②静止画(写真)のスライド動画
③オリジナル漫画のスライド動画
④第三者の動画 使いまわされた動画
⑤機械音声の読み上げ動画
⑥教育的価値のない動画
・サラリーマンの副業としてのYoutubアドセンス規制強化
サラリーマンの副業としてのネットビジネスの1つ、「Youtubeアドセンス」ですが、2019年春ぐらいから、規制が更に強化されました。
ポイントは、今までグレーゾーンにあったものの、収益化されていた、「テキストスクロール」「静止画スライド動画」が終わった(収益化外された)点です。
これは、公式ページにも明記されてしまっており、実際にその分野のチャンネルを確認してみると、軒並み広告が表示されなくなっています。
→公式ページ(AdSense プログラム ポリシーと YouTube の利用規約の遵守のタブ)
https://support.google.com/youtube/answer/1311392?hl=ja
・Youtubeアドセンス 規制強化のポイント
今回明記されたものも含め、規制強化され、今後収益化されないであろう動画のカテゴリを並べてみます。
ゆえに、アドセンスを目指すなら、この類の動画参入はおススメできません。
①テキストスクロール
②静止画(写真)のスライド動画
③オリジナル漫画のスライド動画
④第三者の動画 使いまわされた動画
⑤機械音声の読み上げ動画
⑥ナレーション、解説、教育的価値のない動画
①テキストスクロール
静止画をいれて、テキストが上から下にスクロールする動画で、スカッとする話、嫁姑の話、感動する話を、ネットから拾ってきて作成する動画です。
2014年ぐらいのブームの際、Youtubeアドセンスで大流行して、今でも投稿している方はしていますが、同じ様な内容を多数の参入者で作成していた為、ほぼコピーと言っても過言ではない状況でした。
→【関連記事】Youtubeアドセンス テキストスライド動画の収益化はもうだめかも?【2019年最新】
②静止画(写真)のスライド動画
芸能人の写真、ニュース写真、引きのある写真(怖い写真や激写など)をいれてそこに、解説を加え、次々にスライドさせる動画です。
この分野も、一定のニーズはあったものの、似たような動画が乱立しており、Youtubeからは価値が低いと判断されたのでしょう。
③オリジナル漫画のスライド動画
漫画、イラスト(オリジナリティのある創作物)にて、ストーリーや、TIPSを説明する動画も、一時流行しました。
しかし、オリジナリティがあるにも関わらず、かなり高い確率で、収益化が外されている様子です。
④第三者の動画 使いまわされた動画
他人の動画を丸パクリした動画、コピーした動画に添えや再編集を施し、再アップロードした動画も、収益外の対象になっています。
⑤機械音声の読み上げ動画
ソフトで発せられた音声(機械音声など)で読み上げている動画も一定数存在していましたが、こちらも「収益外」とはっきり明記されました。
⑥ナレーション、解説、教育的価値のない動画
その文言の通り、動画に対して添え、補足、解説、ナレーションが無い動画です。
【総括】
要するに、視聴者にとって価値を提供していない動画、動きの少ない動画、誰でも作成できる動画は、今後収益化しません、という事ではないでしょうか。
今後、Youtubeアドセンス向けの動画は、より高度に編集や解説、動き、ナレーションなどの説明(肉声)が必要になる、という事です。
・副業としてのYoutubeアドセンスは終わった?←チャンス到来
この規約変更は、テキスト系、スライド系のYoutubeアドセンサーの大量脱退を引き起こすものと予想されています。
この状況を、「Youtubeアドセンスは終わったー」と悲観的に捉える事無く、広告単価が上がる、や撮影系に本腰を入れる、チャンスと捉えるのが良いと考えます。
2018年2月の「収益化厳格」のアップデートの再も、広告単価が上昇した、とう声が多く、私のチャンネルも単価が倍になる、という恩恵を受けました。
→【関連記事】Youtubeアドセンスの収益化審査が早くなってきた件【2019年】
・副業としてのYoutubeの取り組み方(アドセンス以外も含む)
Youtubeアドセンスは稼ぎにくくなったとは言え、今後の流れを考えると、Youtubeに絡むことを行うのは、メリット多く、得策だと考えます。
なので、アドセンスを含め、今後のYoutubeでの副業及びマネタイズを書いてみます。
→【関連記事】ネット副業でYoutubeに参入する場合「最初はアドセンス」と断言できる たった一つの本質的理由
①完全撮影系に移行
Youtubeアドセンスを今後も続けよう、と考えるなら、顔を出さない「撮影系」一択といっても良いでしょう。
中でも、DIYや趣味系、教える系など、ご自身の経験やスキルを伝えるような、いわゆる「価値提供系」動画が無難です。
可能なら、肉声でナレーションを入れつつ、特化したチャンネル運営にすれば、アドセンスで収益化できなくても、後々情報発信や、物販アフィリエイトを行う事も可能です。
※おもちゃ系動画は、今のところメインストリームではありますが、著作権の関係から今後グレー化することが考えられます。
おもちゃ系ならば、著作権が絡まない分野をおススメします。
→【関連記事】Youtubeアドセンスで単価や収益収入が高い分野ずばりこの分野!その2 撮影系
②テキストを利用するなら教育系やビジネス系と情報発信
何らかの事情で撮影系に参入出来ず、テキスト系動画しかできない場合は、アドセンスを諦める前提で、リスト(メールアドレス)をとり、情報発信でマネタイズする方法があります。
この場合も、教育系、ビジネス系である方が、アドセンスの審査に通る可能性があるので、ナレーション(肉声)を入れて作成する事をおススメします。
→【関連記事】【事例あり】Youtubeアドセンスの意外な狙い目分野|教育系分野とその具体例
→【関連記事】【サラリーマンにおススメ】Youtube副業|ビジネス系ネオスライド動画作成手順
③リアル店舗の支援活動(コンサルや業務委託など)
動画編集、撮影、Youtubeチャンネルの運営スキルは、実は簡単ですが、やった事が無い方からすれば、実に難しいと誤解されています。
Youtubeアドセンスで100動画ぐらいを一定の期間で投稿したら、個人商店の店舗のチャンネルなどは作れてしまいます。
Youtubeチャンネルを一定期間運営されているのであれば、知り合いまわりに案内して、チャンネルの運営支援などでマネタイズするのも、1つの方法です。
→【関連記事】Youtubeで習得した動画作成スキルを活かして小さなリアルビジネスを始めてみる
・まとめ~脱落者増加しているのでチャンス
Youtubeアドセンスは、今後もアップデートが発動され、ますます規制が厳しくなる事は間違いないと思います。
そんな中でも、Youtubeの規約やポリシーに寄り添った運営を続け、視聴者に価値提供できれば、広告単価のアップや、関連動画に掲載されるなど、恩恵を受ける事も出てきます。
脱落者が増加したということは、ライバルが減った事でもあるので、チャンスと捉え、継続されることをおススメします。
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