Youtube テキストスライド系動画は稼げる?稼げない?【絶望的】
【2019年4月23日 更新】
サラリーマンのネット副業として、Youtubeアドセンスで稼ぐ方法は最適です。
→【関連記事】サラリーマンの副業にYouTubeアドセンスが適している8つの理由【ネット副業】
ただしYoutubeアドセンスには、「収益化に時間がかかる」というほぼ唯一のデメリットがあります。
→【関連記事】サラリーマン副業としてのYoutubeアドセンス唯一とも言えるデメリットとは
・Youtubeアドセンス向け テキストスライドが絶望的な件
Youtubeアドセンスで、一時流行していた、いわゆる「テキストスライド系動画」への風当たりが厳しくなってきました。
以下、Youtubeのコンテンツガイドライン(公式)を引用します。
***引用ここから
コンテンツは価値が高く、独自性と関連性を有していることが重要です。
以下は、これらの基準を満たしていないため収益化の対象とならないコンテンツの一例です。
このリストはすべてを網羅したものではありません。
再利用されたコンテンツ、独自の解説や教育的な価値が十分に付加されていないコンテンツを指します。
また、チャンネル内の動画の大半が他のコンテンツと完全に一致、あるいは類似していると判断された場合も含まれます。
以下のようなコンテンツが該当します。
一切の変更が加えられていない、または最小限の変更しか加えられていない第三者の動画第三者のコンテンツを寄せ集めただけの、ナレーションなしの動画、先に別の場所でアップロードされているコンテンツ、複数のユーザーによって何度もアップロードされたコンテンツ繰り返しの多いコンテンツ、教育的または他の価値もない視聴回数を増やすだけが目的の大量生産コンテンツ。
以下のようなコンテンツが該当します。
第三者のコンテンツを合成音声が読み上げたもの、または意味を成さないコンテンツ
チャンネル内の動画に最小限の変更を加えて生成されたコンテンツ教育的な価値、解説、ナレーションが加えられておらず、ただ繰り返されるか漫然として意味のないもの大量生産されているか、またはプログラムによって生成されたコンテンツナレーション、解説、教育的価値が最小限またはまったくない画像スライドショーやスクロール テキスト→引用先 https://support.google.com/youtube/answer/1311392?hl=ja
内の「AdSense プログラム ポリシーと YouTube の利用規約の遵守」タブ***引用ここまで
要約すると、今まで収益化できていたような、テキストがスクロールしたり、芸能人の画像1枚で、あとはテキストがスクロールする様な、単純な動画は収益化されないだけでなく、悪質と判断された場合は、アドセンスの剥奪や、Youtubeチャンネルの剥奪も執行される恐れがある、という事です。
・Youtubeアドセンス向け テキストスライド動画のなりたち
テキストスライド動画は、実は、日本特有の動画で、サムネイルで思い切り釣って、動画を観れば実は、ニュース記事(テキスト)を流すだけ、という形式の動画です。
テキストスライド動画は、数枚の静止画を挿し込み、動画編集ソフト(無料のムービーメーカーなど)のテキストスクロール機能を使い、テキストを上から下に流す様な形で、簡単に作成する事のできるのが特徴です。
→例えば、こんな動画です。
・Youtubeアドセンスでテキストスライド動画が流行した訳
Youtubeアドセンスでこの動画流行した理由には、こんな背景がありました。
①ブログやニュース記事をコピペしてバンバン量産できた
②嫌韓ブームに乗って視聴回数が面白い様に伸びた
③トレンドキーワードが使えて視聴回数が伸びた
④当時収益化審査なくこの手のノウハウ販売が多数行われた
①ブログやニュース記事をコピペしてバンバン量産できた
当時は規制が緩く、ブログや2ちゃんねるまとめの記事をコピペして、それをテキストスクロール動画を簡単に量産できました。
1日10~20動画ぐらいは余裕で、極端な話、始めて1週間で3000円程度は直ぐに稼げて、初月5万円も簡単な時代でした。
②嫌○ブームに乗って視聴回数が面白い様に伸びた
当時、東南アジアの一部の国をディスる事(嫌○、○中)がブームでした。
それ系の、まとめブログが人気を博し、そのブログをコピペしてトレンドキーワードをタイトルに含めれば、簡単に視聴回数を回す事ができました。
今は、偏った国や団体を攻撃する、という部分でも規約に反しています。
③トレンドキーワードが使えて視聴回数が伸びた
芸能ニュースや時事ネタは、トレンドキーワードなので、検索需要で視聴回数を回す事ができました。
芸能人のキャプチャを挿し込み、ニュースをテキストでスクロールさせる、という単純な手法だったので、同じ様な動画を作成する人々が多く、視聴回数の奪い合いでしたが、特に芸能系はトレンド性が高く、2~3日で10万再生(1万円)とかも、普通に発生していました。
今でもありますが、肖像権や著作権の観点から、殆どが収益化されていません。
④当時収益化審査なくこの手のノウハウ販売が多数行われた
収益化が簡単で、かつとても稼ぎやすいネットビジネスだったので、ノウハウ教材が飛ぶ様に売れ、参入者が激増しました。
当時は、Youtube視聴者自体も右肩上がりだったので、動画投稿者も激増していましたが、収益もまあまあ取れていました。
・Youtubeアドセンス テキストスライドが削除祭り
しかし、2016年末から2017年春にかけて、チャンネル削除祭り(チャンネルBAN)があり、テキストスライド系や、コピペ系、嫌○系チャンネルがかなり削除されました。
この時期以降、テキストスライド動画は危険、稼ぎにくいと、プレーヤーが減ったのも事実です。
この流れで、質が良くない動画や、参入者をふるい落とすために、収益化が難しくなったのが、2018年2月に開始された、収益化審査への条件クリアです。
(累積視聴時間 4000時間 チャンネル登録者 1000人)
→【関連記事】サラリーマン副業としてのYoutubeアドセンス唯一とも言えるデメリットとは
・Youtubeアドセンス 今後テキストスライド動画を続ける場合
Youtubeアドセンスを続ける場合、本来ならば「撮影系動画」をおススメしますが、どうしてもテキストスライド系に固執せざるを得ない場合は、以下の様な作成手法になります。
①人間の声を入れてキャラクターとして成立させる
②高度な編集を加えて、完全オリジナルにする
【番外】アドセンス収益は出来ないを割り切ってリスト収集を行う
①人間の声を入れてキャラクターとして成立させる
以前だったら、声出し出来ない場合、ボイスロイド(機械音声)で生成した音声を入れて、読み上げ動画もありましたが、これもNGになります。
肉声を入れて、個性的なキャラクター作りを行って行かないと、今後は厳しいと感じます。
②高度な編集を加えて、完全オリジナルにする
テキストスライド系動画を続ける場合、編集に手間ひまをかける必要が出てきます。
企画を凝らして、肉声を入れ、テンポ良く編集する形式です。
※但し、この形式も規約変更でNGになる可能性は大いにありますので、自己責任にて選択して下さいね。
【番外】アドセンス収益は出来ないを割り切ってリスト収集を行う
テキストスライドを行いながら、アドセンス収益をあえてせず、メールアドレス(リスト)収集を行う、という選択肢も考えられます。
その場合は、ビジネス系や問題解決のチャンネルを運営して、その視聴者の問題解決の助けになる様なサービス、教材をメルマガ等で販売する、いわゆる「リストマーケティング」に発展させる手法です。
メールアドレスを取得するの場合は、アドセンス広告を貼ると、規約に触れる可能性があるので、最適かもしれません。
→【関連記事】【サラリーマンにおススメ】Youtube副業|ビジネス系ネオスライド動画作成手順
・まとめ~Youtubeアドセンスを続けるなら脱テキストスライド系動画?
Youtubeアドセンスで安定して安全に稼ぎ続けよう、決断した場合は、【脱テキストスライド→撮影系動画への移行】を強くおススメします。
Youtubeは、動画を通じて、視聴者に価値を与える事、コミュニティを形成する事を最大の目的としています。
その場合はやはり、「撮影系」に軍配が上がりますので、ご自身の趣味・得意なこと・好きな事、を是非動画化しましょう。
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