YouTube(ユーチューブ)アドセンスで審査は落ちる?落ちない為に

YouTube(ユーチューブ)アドセンスで審査は落ちる?落ちない為に

【2019年2月14日更新】

 

これまで比較的稼ぎやすいと言われた「YouTubeアドセンスビジネス」、2018年の審査基準厳格化とともに、障壁が上がってしまいました。

 

審査基準が厳格化される前は、チャンネルを作って、2,3動画アップロードすれば、ほぼ無条件で、アドセンスと契約できて、収益もすぐに上がっていました。

 

【収益例】

 

例えば、1再生回数あたり、0.1円

→月に10万再生あれば、月に約1万円。

→月に100万再生あれば、月に約10万円。

 

この金額が副業収入として、入ってきたいた訳です。

 

・2018年収益厳格化(2つのポイント)

 

2018年2月に、収益化審査が開始されました。
ポイントは2つです。

 

過去12か月の総再生時間 4000時間以上
チャンネル登録者 1000人以上

 

→【関連記事】YouTubeアドセンスの収益厳格化の基準4000時間問題とは?どれ位でクリアできる?

 

→【関連記事】YouTubeアドセンス収益化の難関 1000人のチャンネル登録突破方法10のポイント

 

この2つのポイントをクリアしたら、収益化できるチャンネルなのかどうか?の審査が始まり、審査に通過したら収益化が始まる、というシステムに変更されました。

 

→【関連記事】YouTubeアドセンスの単価・収益・収入の本当のところ

 

・収益化厳格化の理由

 

コピペ動画や、ヘイト動画、特定の民族を貶める動画などを排除する点

②質の悪いユーチューバーを排除する点

 

一時期、質の悪い動画に広告を出稿された、大手広告主が、YouTubeから撤退する、という動きもありました。

 

その動きを阻止する為の施策も含んでいると考えられます。

 

 

・4000時間をクリアするには?

 

まずは、4000時間の壁。

 

4000時間と言えば、240,000分になります。

 

5分の動画を作成すれば、普通の基準の動画であれば、平均視聴時間は2分ぐらいになるので、2分で割ると

240,000÷2=120,000回再生

 

となると、約12,000円ぐらいのロスという事になります。

 

週3,4本の動画を3か月~4か月から、継続投稿すれば、クリアできる壁です。

 

→【関連記事】YouTubeアドセンスの収益厳格化の基準4000時間問題とは?

 

 

・チャンネル登録者1000人の壁

 

 

実は、この1000人の壁が意外と高いと言えます。

 

私が実験チャンネルで測定したのですが、1日1000再生までいった場合でも、1日2~3人の増加でした。(※参入カテゴリによります)

 

仮に、同じ視聴回数が継続するとするならば、1000人に達成するには、1年近くかかる計算になります。

 

ただし、視聴回数が跳ねれば、それに比例してチャンネル登録者も増加する傾向がありますので、視聴回数跳ねる方向のチャンネル運営、視聴者に喜ばれる動画作成、視聴者のニーズをくみ取った動画作成を心掛けます。

 

→【関連記事】Youtubeアドセンス収益化審査突破の本質(チャンネル登録者数1000人超えるぞ)

 

・アドセンス審査は落ちるのか?

 

結論を申し上げますと、落ちる事はあります。

 

コミュニティガイドライン」明記している以下のチャンネルは問答無用で落ちます。

 

性的なコンテンツ
有害なコンテンツ
不快なコンテンツ
暴力的なコンテンツ
嫌がらせやいじめ
スパムや詐欺
脅迫
著作権に抵触
プライバシー
なりすまし

 

こちらは、コミュニティガイドラインに公表されていますので、一目瞭然です。

 

こちらに関しては、基本中の基本なので、必ず目を通してほしい部分です。

 

Youtubeコミュニティガイドライン

 

・守っているのになぜ落ちる?

 

 

コミュニティガイドラインを守っているのに落ちる!という声も聞きます。

コミュニティガイドライン

 

しかし、細かい部分に細心の注意が必要です。

引っかかりやすいのは、「著作権違反」「肖像権違反」「プライバシー侵害」

 

【著作権の例】

例えば、アンパンマンのおもちゃ自身を撮影する事自体は、今のところセーフです。(2019年現在)

しかし、おもちゃからから発する音や声は、著作権で引っかかる可能性があります。

 

【肖像権、プライバシー】

例えば、風景動画で承諾を得ていない第三者が映り込んで、ぼかしていない場合も引っかかる可能性あります。

また、芸能人、著名人の写真を許諾なく使用する場合はNGです。

 

【他・・ポリシー更新後追加】

 

□例えばリアルな人形(リカちゃん人形など)入浴シーンも、場合よってアウトの場合があります。

□怪獣が暴れて街を破壊するシーンも、アウトの場合があります。

□ストーリー上、恐竜のおもちゃなどが、人形をくわえる、というのも引っかかる可能性があります。

 

 

2019年の更新後追加された部分として、「いたずら」「どっきり」「危険なチャンレンジ」など、過激さが際立つものも、今後はNGになっていきます。

 

 

・審査に落ちにくいチャンネルの傾向

 

では、どんなチャンネルがアドセンスの審査に

落ちにくいのでしょうか?

コンサル生さん等々の動画傾向を見てみると、

 

□おもちゃ動画(非暴力系や非エログロ系)
□完全撮影系(メイク、DIY、料理、ハンドメイド、工作)
□肉声を使用したナレーション系動画(非ボーカロイド)

 

この様なチャンネルは比較的、通過しやすいです。

 

→【関連記事】YouTubeアドセンスでおもちゃ動画が稼げそう

 

→【関連記事】YOUTUBEアドセンスで単価や収益収入が高い分野ずばりこの分野!その2 撮影系

 

 

逆に、単純なテキストスライド動画や、動きの少ないペライチの画像を使用しているトレンド系(芸能やニュース系)は通過しにくい、と言われています。

 

・まとめ

 

YouTubeアドセンスで審査は落ちる可能性は多いにあります。

 

しかし、落ちない為には、コミュニティガイドラインを遵守して、不快に思われない動画作りを行う事が基本だと言えます。