YouTubeアドセンスは稼ぎにくくなったのか?【ネット副業として】

YouTubeアドセンスは稼ぎにくくなったのか?【ネット副業として】

【2019年1月20日 更新】

※この記事で学べる事

□YouTubeアドセンスの概要
□YouTubeアドセンスの現状と今後
□YouTubeアドセンスに参入すべきか否か?

 

 

・YouTubeアドセンスとは?

 

YouTubeアドセンスを副業に選択した場合、

ざっくりこんな流れになります。

 

①Youtubeにチャンネル開設

②動画を作成する

【関連記事】Youtubeアドセンスに適した動画 

③収益化への審査基準を突破する

【関連記事】チャンネル登録者1000人超え 

【関連記事】12か月視聴時間 4000時間超え 

 

④収益化可能かどうかの審査

→【関連記事】収益化への審査 

 

⑤収益化開始

1動画再生 0.05円~0.8円

 

・~2018年2月までは

 

2018年2月までは、Youtubeアドセンスは

稼ぎやすいビジネスモデルでした。

 

動画をアップロードして、その動画に

アドセンス広告を貼り付け、

1再生あたり0.1円(概算)が、運営後、

1週間程度で報酬発生、

というのも珍しくありませんでした。

上の説明で言うところの、

③収益化への審査基準を突破する
④収益化可能かどうかの審査

の工程が無く、いきなり収益化が出来ていた訳です。

 

・当時流行った動画の手法とは?

 

その当時、流行した視聴回数が回りやすい動画は、

トレンド系の動画が多く、今となっては、

著作的にも、肖像権的にも

「ブラック」「ブラックに近いグレー」

ゾーンの動画でした。

 

□ラジオ音源動画

 

芸能人の静止画を挿し込み、ラジオ音源を流して

動画化していました。

「芸能人名+トレンド」で、視聴回数を

爆発させてましたが、今では通用しません。

 

□2chコピペ動画

 

今でも残っていますが、2chまとめや、

ブログから、そのまま記事をコピペして、

テキストをスライドする動画です。

 

こちらも、トレンドキーワードで視聴回数を

稼いでいました。

 

しかし、動画を簡単に量産できるので、

参入者が増え続け、似たような動画ばかりになり、

2017年のBAN祭り(アカウントやチャンネルの一斉削除)で、

かなりのチャンネルが飛びました。

 

□東亜政治系動画

 

いわゆる、「嫌韓・嫌中」動画と言われるもので、

対象国を徹底的にディスる動画です。

 

一時期、大ブームになり、この言葉があれば、

殆どの動画が回転するような、ボーナスステージの

ような状態でした。

 

今は、Youtubeのガイドラインにより、削除されたりして

殆ど無くなってしまいました。

 

□TV番組丸パクリ動画

 

当時から、ブラックでしたが、良く回るので、

今でもアップされています。

 

通告あれば、即削除されますし、収益化にも

なかなかならないので、全くおすすめできません。

 

□芸能人ゴシップ動画

 

芸能人のゴシップ記事を、該当芸能人の

写真を載せて、テキストをスライドさせる動画です。

 

過激発言は、再生回数の伸ばしやすかったですが、

不快なコンテンツにもあたる可能性もあり、

芸能事務所からの通告もあるので、こちらも、

おすすめできません。

 

結局は、Youtubeのコミュニティガイドライン

逸脱した動画は、削除やBANされる可能性が

極めて高く、精神衛生上にも宜しくないです。

 

 

・収益化の壁が出来た理由とは?

 

2018年2月よりできた収益化審査への基準、

は以下の通りです。

 

【関連記事】チャンネル登録者1000人超え

 

【関連記事】12か月視聴時間 4000時間超え

 

Youtubeアドセンスが成熟期に入ってきた事に伴い、

グレーなチャンネル運営者の排除や、

同じような動画(コピペ動画)の排除、

更に、収益性の低いチャンネルの排除

乗り出してきたのが大きな理由だと思われます。

 

チャンネルや、動画のカテゴリによっても違いが

ありますが、この基準(4000時間、1000人登録)は

意外とやっかいで、6か月~12か月は必要と言われています。

つまり、6か月~12か月は無収入期間なのです。

 

→【関連記事】ネットビジネスは稼げない?無給時代や時給10円時代の乗り切り方【ネット副業】

 

・YouTubeアドセンスはオワコンか?

 

しかも、この基準(4000時間、1000人登録)を

突破しても、YOUTUBEのポリシーに

合致しているかどうかの審査が行われるので、

グレーな運営者や、なかなか再生回数が回らない

運営者が脱落して、

「もうYOUTUBEアフィリエイトはオワコンだ、稼げない」

という意見が噴出して、多数の脱落者が出ました。

 

・YouTubeアドセンスのチャンス

 

しかし一方で、従来より地道に運営して、

かつホワイトな動画作りをされている運営者は、

広告単価が増加した、という声も出ています。

実際私の運営チャンエルも、1再生あたり0.1円以上の

動画も増え始めました。

 

実際、0.08円~0.5円のレンジで価格差があるらしく、

優良動画や優良チャンネルでは、

収益がかなり増加している様子です。

 

つまり、脱落組が出たおかげで、

ポリシーを守った、ホワイトな運営者は、

相対的に収益が伸びる、という恩恵が

あった訳です。

 

確かに、「総再生時間が4000時間、チャンネル登録者数1000人」は

ハードルが高いですが、愚直に継続すれば、突破できますし、

逆にライバルが減っている状況なので、

突破した後の広告収入は、以前より大きくなっているのは事実です。

 

・YouTubeアドセンスビジネスのメリット

 

更に、Youtubeアドセンスは、ネットビジネスの中でも、

余りある数々のメリットがあります。

 

1)資産化型のネットビジネス
2)5Gに向けて動画はメディアの中心になる
3)顔出し無しでビジネスに取り組める
4)参入ジャンルの幅が広い
5)投資が少なくて参入できる

 

 

1)資産化型のネットビジネス

 


優良なコンテンツを積み重ねて行くと、

動画がストックされ、資産化されていきます。

チャンネルパワーが付き、大型チャンネルになると、

極端な話、いっとき動画をアップロードしなくても、

収益は出続けるという事も多々あります。

実際は、定期的に動画をアップロードした方が良いですが。

 

2)5Gに向けて動画はメディアの中心になる

 

いまの通信は4Gがメインですが、今後5Gになると、

速度が速くなり、動画がストレスなく、安価で

見る事の時代になります。

となると、メディアの中心は動画になる

可能性が高いので、Youtubeチャンネルは

ますます価値を高めるはずです。

今参入してもまだ間に合いそうです。

そういう意味でもYouTubeアドセンスビジネスは

メリットだと言えます。

 

3)顔出し無しでビジネスに取り組める

 

副業でYouTubeアドセンスビジネスを

選択した場合、バレないことが大前提です。

その点、YouTubeアドセンスは、

顔を出さずに動画を作成する事が出来ます。

 

【関連記事】顔出ししない動画の作成 

 

ネット副業の場合は顔出ししない動画作成が必須です。

 

4)参入ジャンルの幅が広い

 

Youtube動画は、趣味嗜好の数だけ

ジャンルが存在します。

さらに、それらを掛け合わせる事によって、

相当な数のジャンルに参入する事が可能です。

 

5)投資が少なくて参入できる

 

パソコンやネット環境は、今や殆どの方々が

持たれていると思います。

YouTubeアドセンスビジネスを始める場合、

それらに加え、

□カメラ(当初はスマホの動画機能で十分)
□三脚
□照明(ホームセンターの数千円ので十分)
□情報教材(あれば。2~3万円)
□撮影台
□撮影物(おもちゃや材料など)

 

等々、年間に2~5万円もあえば、ビジネスを

始める事ができます。

 

→【関連記事】YouTube(ユーチューブ)アドセンスはお金がかからない副業【ネット副業】

 

・まとめ

 

ネット副業として、

YouTubeアドセンスは稼ぎにくくなったのか?

という問いに対しては、イエスかもしれません。

しかし、乗り越えた後のメリットは、

以前より高くなっているのは事実です。

 

YouTubeアドセンスのみで生計を立てている

「顔出し無しユーチューバー」も

多数存在しています。

動画にまつわるビジネスは、今後広がりが大きいので、

そんな意味でもメリット大と言えます。